ブックガイド 2018年12月8日

ブックガイド 2018年12月8日

今日は全国的に急に寒くなり、いよいよ冬の到来ですね。風邪などお召しにならないよう充分用心してください。それでは本のご紹介をいたします。


今こそ読み返す時なのでは。と思います。

「図録 日本国憲法」弘文堂 斎藤 一久 (編集), 堀口 悟郎 (編集)



面白い切り口の本です。

「日本を動かした50の乗り物: 幕末から昭和まで」原書房 若林 宣 (著)



水族館とは素敵なところだと思いませんか。

「大人のための水族館ガイド」養賢堂 錦織 一臣 (著), 天野 未知 (著), 溝井 裕一 (著), 中村 浩司 (著), 濱田 武士 (著), 薦田 章 (著), 堀田 桃子 (イラスト)



2年連続!一番売れたダイエット本。

「モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット」サンマーク出版 佐久間健一 (著)



あらゆる不調を遠ざける科学的に正しい回復法。

「スタンフォード式 疲れない体」サンマーク出版 山田知生 (著)



最近手書きすることがあまりありません。10万部突破のベストセラーです。

「誰でも一瞬で字がうまくなる大人のペン字練習帳」アスコム 萩原 季実子 (著)



当ブログをいつもアクセスして読んでくださる方が何名もいらっしゃり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。







J-POP右往左往 クウチュウ戦 「追跡されてる」 POPだけどド変態

J-POP右往左往 クウチュウ戦 「追跡されてる」 POPだけどド変態


70年代テイストたっぷりのロックンロールナンバーですが歌詞はまさに現代そのもの。

つんのめるようなドラムにカッコいいオルガン。

自意識過剰なボーカリスト(あくまでパフォーマンス)がリスナーをめくるめく陶酔の世界へ連れていってくれます。

ちなみにこのボーカリストはギターもかなりのハイテクニックです。(ギターが上手いボーカリスト?orボーカリストだけどギターも上手い?)

それだけではなく各メンバーの音楽性、演奏力の高さがこのバンドの楽曲をささえています。

イメージの奔流のようなMVも一見の価値ありです。

クウチュウ戦 「追跡されてる」






J-POP右往左往 Sugar's Campaign 『ネトカノ』 ネトウヨでなくてネトカノ

J-POP右往左往 Sugar's Campaign 『ネトカノ』 ネトウヨでなくてネトカノ

少し以前のナンバーですが良いものは良いということで取り上げました。

あたらしいけどどこかノスタルジックなラブソング。親しみやすいメロディとカラフルな電子音。

メンバーは子どもの頃かなりYMOを聞き込んだ形跡ありです。

YMOチルドレンの次の世代のYMOグランドチルドレンですかね。

余談ですがMVに出てくる女の子かなりキョロキョロしてます。可愛いけど。

Sugar's Campaign 『ネトカノ』









J-POP右往左往 米津玄師「ゴーゴー幽霊船」 カテゴライズできない「うた」の魅力

J-POP右往左往 米津玄師「ゴーゴー幽霊船」 カテゴライズできない「うた」の魅力


ここ数年かなり話題になっており、特に今年は大ブレイクをはたした人ですが、ここでは少し以前の、私の一番好きな曲をご紹介いたします。

非常にコンパクトながらスリリングなロックンロールで、バッキングのギターのアレンジもかっこよく斬新です。ギターはかなりセンスがあると思います。

一番目立つのはやはり歌詞の曲に対するハマり具合で、昔から繰り返し言われてきた「ロックに日本語があうか?」とかの議論はここでは完全に無意味なものとなっています。

米津玄師の才能は、作曲センスもさることながら、やはり言葉、語彙のセンスにあると思います。豊富な語彙をもっているので、どんなメロディ、リズムにも対応でき、尚且つ言いたいことを表現できる最適な言葉を紡いでいくことができるのです。だからメロディにあわせた苦し紛れの不自然な英単語をはさむ必要がないのです。

将来は町田康や辻仁成みたいに文学の世界で活躍するかも知れません。


2019年1月14日 追記 「平成の終わりは昭和だった」

2018年12月NHK紅白歌合戦にて米津玄師はお茶の間に初めて姿をあらわし、そのパフォーマンスで圧倒的なうたの存在感をアピールしました。
サザンオールスターズやユーミン、松田聖子と平成最後の紅白が心に刺さる昭和の名曲のプレゼンスで塗りつぶされようとしていたところ、「平成最後の名曲」ともいえる「LEMON」が一矢報いた形になりました。
すばらしい歌詞とメロディがマーケティングだけでは成しえない本当の曲の力を教えてくれました。


ちなみにこのMVのアニメは本人の自筆によるものです。
米津玄師 『ゴーゴー幽霊船』















J-POP右往左往 「Stand By You」髭男dism 昔シティポップスというカテゴリーがあった。

J-POP右往左往 「Stand By You」髭男dism 昔シティポップスというジャンルがあった。


このボーカルの人、歌もうまいしおそらく曲もすべて書いているのでしょう。まさにメロディメーカーと言うにふさわしい煌めく才能に溢れています。

安部恭弘~シングライクトーキング(佐藤竹善)等の流れをくむシティポップスの遺伝子を持つバンドです。

将来的にはブレイク間違いなし、おそらくバラードでエバーグリーンな大名曲を残し、メジャーバンドになるのではないでしょうか。

「Stand By You」髭男dism












J-POP右往左往 「化けるレコード」ニガミ17才 日本のファンク現在進行形

J-POP右往左往 「化けるレコード」ニガミ17才 日本のファンク現在進行形


ボーカル・ギターの人は若い頃の笑福亭鶴光師匠にそっくりです。ええか?ええのんか~?

ファンキーなリズムにのせてアクの強い日本語歌詞を英語っぽいアクセントでのせていく。

そのスタイルは過去にもあまたありましたがこのバンドはアタマひとつぬけて上手いです。

タイトでスリリングなダンスミュージックに鍵盤の女の子が花を添えます。

おじさんなのでせいぜい脳内ダンスを楽しむとしましょうか。











J-POP右往左往 「終電」アカシック イタイ女は演技です

J-POP右往左往 「終電」アカシック イタイ女は演技です


ヴォーカルの女の子のやさぐれ感はハンパないですが、ある意味ユーモアともとれるし、

一生懸命パフォーマンスしている姿は可愛いと思います。

洋楽の洗礼をうけないで、小さなころからJ-POPを聴いて育った世代かな。

現状そんな世代が続々とプロデビューしているのではないでしょうか。



J-POP右往左往   おいしくるメロンパン「色水」 青春暴発!疾走感がすごいラノベロックトリオ。

J-POP右往左往
  おいしくるメロンパン「色水」 青春暴発!疾走感がすごいラノベロックトリオ。


全曲聴いていませんがメンバーの名前も知りませんが、ロックトリオにおける最良のアレンジで疾走するこのナンバーを聴いてすぐ気に入りました。

メンバーのルックスも、

ギター、ボーカルは一見大人しそうだがたまに思いきったことをやらかしてしまう主人公キャラ。

ベースは少し不良だが主人公とは幼馴染で本当はイイ奴でムードメーカー。

ドラムスはクラスの優等生。二人の暴走を止める役。

と勝手に設定してしまいましたが役割分担もOKで、そのラノベ的な歌詞世界(あくまでイメージです)とあいまって、中高年いや中高生に人気がありそうな感じです。


おじさんとしてはストラトの硬い音のバッキングが心地よく、これからどんどん活躍してほしいと密かに応援しています。

おいしくるメロンパン「色水」



ブックガイド 2018年12月2日 読売新聞の書評と広告より

少し考え事をしていたら1年ほど時間があいてしまいました。

2018年12月2日の読売新聞の書評と広告からご紹介したいと思います。


一般的には嫌われ者ですが、実は人懐っこくて頭がよく、かわいい鳥だとおもいますが。

「謎のカラスを追う」中村純夫著 築地書館 




虫歯は抜いたほうがいいのでしょうかダメなのでしょうか?

「改訂版 歯は抜くな: 抜くといわれた歯を守る」岩田 有弘 (著) 文溪堂



「最後の文豪」の久しぶりのエッセイ。尊敬しています。

「不良老人の文学論」筒井 康隆 (著)  新潮社



この方は筒井先生より10歳以上年上です。

「冥界からの電話」佐藤 愛子 (著)新潮社



作家というものは常にスタイリッシュでないといけないのですね。光じゃないですよ。

「誰かを幸せにするために 大人の流儀8」 伊集院 静 (著) 講談社





ここからは書評ページより気になったものをご紹介いたします。


この本、ロングロングセラーじゃなかろうか?

「TOKYO STYLE (ちくま文庫)」 都築 響一 (著)  筑摩書房




弱いものを助ける男性精神も「男らしさの誇示」であり、時代遅れなのか?

「男を磨くための31章」増田 俊也 (著) PHP研究所



東洋の片隅に居て、このような大著を自国の言語で読めることの文化的モノすごさ。

「プラハ、二〇世紀の首都:あるシュルレアリスム的な歴史 」デレク・セイヤー (著), 阿部 賢一 (翻訳), 宮崎 淳史 (翻訳), 河上 春香 (翻訳) 白水社








ジェフ・ベック 渋さしらずのスーパーギタリスト

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70歳をこえたギタリストといえば年老いて枯れたブルースマンというイメージですが、

わたしが最も熱中したギタリストであるジェフ・ベックもとうに70歳をこえています。

しかしそのプレイは枯れたブルースマンではなく、まちがいなく現役の最先端ロックギタリストです。

わたしが最初に買ったレコードは「BLOW BY BLOW」。
当時はジェフ・ベックの名前も知りませんでしたが、黒いレスポールをかかえたそのジャケットに一目ぼれし、即購入しました。

そしてその音にやられました。

これほど多彩なトーンでこれほどかっこいいフレーズを次々繰り出してくる、その唯一無二のギタープレイにやられてしまいました。

その後は新しいアルバムを聴きながらさかのぼって過去の作品も聴いていきました。

バンドをつくっては解散し、理想のサウンドを求め、最終的にはアルバムごとに凄いプレイヤーを集め、作品を発表していくという形に落ち着きました。

近年も精力的に作品を発表したりライブを行なっており、オーセンティックなブルーズに落ち着くことなく、老いるのはまだまだ先のようです。

ジェフ・ベックをみていると、そして聴いていると自分もティーンエイジのギターキッズに戻ったような気がします。

いつまでも元気でプレイしてほしいと思います。

Jeff Beck - She's A Woman (Live)