「ギャラクシークエスト」すべてのトレッキーに捧ぐ

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「ギャラクシークエスト」は1999年の映画。

あの傑作SFドラマ、「スター・トレック」のパロディとオマージュに満ちた作品です。

ストーリーは「ギャラクシークエスト」というTVのSFドラマを、本当の話だと信じこんだ宇宙人が、悪いエイリアンに侵略され、「ギャラクシークエスト」の出演者に助けを求めにやって来る、というお話しです。

随所に「スター・トレック」を思わせるエピソードが盛り込まれ、特にファンとファンダムの描写はなんだかリアルで面白いです。

助けを求めにくる宇宙人のオタクぶりも爆笑ものです。

最後はかなり感動もので、「スター・トレック」とそのファンをただオタクとしてバカにしているのではなく、作品に対しての愛情と敬意が感じられる内容になっています。

アラン・リックマンが、かってはシェークスピアなどの舞台俳優で、「ギャラクシークエスト」では乗組員の宇宙人(スター・トレックでのスポックか?)をいやいや演じているという爆笑ものの屈折した役で出演しています。

他にはシガニー・ウィーバーも出演しています。この人が出ていること自体がなんだかパロディっぽいですね。

未見の方はぜひどうぞ。

「エドウッド」この題材を映画化する時点ですでにカルト。

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「エドウッド」は1994年のティム・バートン監督の映画。

史上最低の映画監督と言われたエドウッドの半生を描いた映画で、映画の撮影シーンなどは忠実に再現されています。

基本的にコメディですが、エドウッドが大ファンである往年の怪奇俳優ベラ・ルゴシの余命が短いことを悟り、励ますために映画撮影といつわり自宅前でカメラをまわし、薔薇の花を手にするベラルゴシを撮影するシーンは、あまりに美しく悲しく切ない名シーンです。

ベラ・ルゴシを演じたマーティン・ランドウは本作で見事アカデミー賞助演男優賞に輝きました。

全編を通じて主役のエドウッドを演じるジョニー・デップのコメディのセンスが見事で、ビッグバジェットの海賊映画も楽しいですが、こういう演技で笑わせる作品にもっと出演して欲しいと思います。

脇役もビル・マーレー、パトリシア・アークエット、リサ・マリーなど個性的な俳優が多数出演しています。

全編を通じてティムバートンのエドウッドとその最低映画への愛情に溢れており、観ているほうもエドウッドが好きになり、その映画を一度は観たくなります。

でもきっと、必ず面白くないので失望するでしょうね。

もう一つの「アベンジャーズ」

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もう一つの「アベンジャーズ」
近年アメコミ映画の「アベンジャーズ」が連作で大ヒットしていますが、それより以前に同タイトルの映画があったのをご存じですか?

1998年の作品で、こちらは1960年代のイギリスのTVシリーズ「おしゃれ??探偵」が原作です。

イギリスの諜報部員が活躍するお話ですが、原作が60年代ということもあり、アクションはゆるめでゆったりと物語は進みます。

公開の当時のキャッチフレーズは「スタイリッシュが地球を救う」。 なんとなくわかりますよね。

主演はレイフ・ファィンズ。ハリーポッターの「あの人」です。奇しくも最近はジェームスボンドのM役もやっていました。

もう1人の主人公はユマ・サーマン。この映画で黒のレザーのジャンプスーツを着用しており、それがタランティーノの目に止まり、「キル・ビル」への出演につながった。のかもわかりません。

敵役はショーン・コネリー。作品自体がスパイ映画なので、なんとなく余裕の演技です。

ゴールデンラズベリーアウォードで見事最低リメイク賞および続編賞を射止めてしまいました。
なんの賞もなく、注目されないよりマシですね?