「エドウッド」この題材を映画化する時点ですでにカルト。

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「エドウッド」は1994年のティム・バートン監督の映画。

史上最低の映画監督と言われたエドウッドの半生を描いた映画で、映画の撮影シーンなどは忠実に再現されています。

基本的にコメディですが、エドウッドが大ファンである往年の怪奇俳優ベラ・ルゴシの余命が短いことを悟り、励ますために映画撮影といつわり自宅前でカメラをまわし、薔薇の花を手にするベラルゴシを撮影するシーンは、あまりに美しく悲しく切ない名シーンです。

ベラ・ルゴシを演じたマーティン・ランドウは本作で見事アカデミー賞助演男優賞に輝きました。

全編を通じて主役のエドウッドを演じるジョニー・デップのコメディのセンスが見事で、ビッグバジェットの海賊映画も楽しいですが、こういう演技で笑わせる作品にもっと出演して欲しいと思います。

脇役もビル・マーレー、パトリシア・アークエット、リサ・マリーなど個性的な俳優が多数出演しています。

全編を通じてティムバートンのエドウッドとその最低映画への愛情に溢れており、観ているほうもエドウッドが好きになり、その映画を一度は観たくなります。

でもきっと、必ず面白くないので失望するでしょうね。