「JM」 カンフーのない早すぎた「マトリックス」

51Nn2maiUxL.jpg

「JM」は1995年のアメリカ映画。


原作はサイバーパンクの生みの親ウィリアム・ギブスン、監督はロバート・ロンゴ。
 
ネットが張り巡らされたバーチャルでサイバーパンクな未来世界で、キアヌー・リーブスが活躍する、まるでカンフーのない「マトリックス」のような作品です。

監督のロバート・ロンゴはもともと映画監督専業ではなく、現代美術のアーティストで、ニューオーダーのビデオクリップなども手がけています。
 
随所にみられるスタイリッシュな映像に監督のセンスが光ります。

作中でのキアヌーの黒いスーツに細身のネクタイは他のロンゴ作品に度々あらわれてくる、いわばアイコンです。
 
日本からは北野武も出演しており、なかなか良い役を好演しています。

カルトな怪優ウド・キアも出演しています。すぐ殺られてしまいますが。

なかなかの力作なのですが大ヒットには至らず、時代が追いついていなかったとも言えます。


「マトリックス」が大ヒットするのは4年後の1999年のことでした。


ちなみにロバート・ロンゴの作品を紹介したyoutubeがあるのでご紹介しておきます。

"Men in the Cities" by Robert Longo.